“靖國神社御創立150年記念 正式参拝・御奉納”のご報告

2019年は、「令和元年・即位礼正殿の儀」「大嘗祭」「靖國神社御創立150年」という日本の大きな節目となる大切な年でした。
近代日本国家創生の歩みと共にある靖國神社に、有志が集まり奉祝奉納をおこないました。
ご英霊の前で、ご参集の皆様、同じ時代を共に生きる皆様のお心とともに奉納させて頂きましたこと、心より感謝申し上げます。有難うございます。

「日本とはどのような国なのか?」
「天皇家とは?」
「神社仏閣は、どのような意味を持つのか?」
日本人が永年大切にしてきた先祖崇拝。その中にこそ、私たちの潜在能力を開くヒントが隠されています。

私たちの命をつないでくださったご先祖様への感謝の気持ちを持ち、今を真剣に生き、後世の発展につなげようと願う人々が集う場所靖國神社。
そこに、足を運んで初めてわかる日本人としての誇りを胸に、御創立150年の節目を奉祝させて頂きました。

また、この行事は、テレビ朝日の報道として取り上げられました。

靖国神社で日本の伝統芸能「能楽」を披露

今回は、能舞台にて、アメリカ人準能楽師スティーヴン・コーミー氏が舞い、有志による大鼓奉納ではドイツ、インドの方が参加しました。駐日エルサルバドル共和国 特命全権大使 マルタ・リディア・セラヤンディア・シスネロス閣下はじめ、アメリカ・ドイツ・インド・フランスなど様々な国の方々にご参集頂きました。

正式参拝終了後、重要無形文化財総合認定保持者 大倉正之助先生に師事した、5歳~80代の有志による大鼓奉納 大鼓連調「常若」奉納が行われました。大鼓奉納者はじめ、参加者219名の名前が靖國神社に納められました。

続いて、能楽舞囃子「三輪」の奉納がおこなわれました。
「三輪」は三輪山の神話を元にした物語です。伊勢と三輪の神様は一體分身と謳われ、表裏一体の世界観が描かれています。

[御奉納くださった能楽師の先生方]
一噌流 笛方 一噌幸弘 先生
幸清流 小鼓方 幸正昭 先生
大倉流 大鼓方 大倉正之助 先生
金春流 太鼓方 金春國直 先生
観世流 シテ方 加藤眞悟 先生
観世流 シテ方 梅若泰志 先生
観世流 シテ方 古室知也 先生
スティーヴン コーミー 先生

唱歌奉納では、ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門優勝の薮田翔一さん作曲の歌曲「桜芥子図襖~天女~~風神雷神~」「小倉百人一首 43番 50番 97番」を、ソプラノ 辰巳真理恵さん とヴァイオリン 広川優香さんが奉納しました。

「直会(昼食の場)」では、直会や靖國神社権禰宜 野田安平様からは、日本と靖國神社の歴史についてのご講話を頂きました。その他、アカデミーからは日本人として知っておきたい礼儀作法にまつわる話なども共有させて頂き、最後は大倉正之助先生の1本締めで場が一体となりました。
「懇親会」も盛り上がり、志高い方々の素晴らしい交流の場となりました。

靖國神社からは今回の御奉納への感謝状を頂きました。

改めまして、このような正式参拝・御奉納という素晴らしい機会を私たちに提供してくださった靖國神社ご関係者の皆様、大倉正之助先生に深く御礼申し上げますとともに、ご参集くださった皆様、そして、心を一つにしてくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。

ユウキアユミワールドアカデミー
会長 稲井英人
校長 由結あゆ美
写真 木村智